SYSTEM-CLEAN(システム・クリーン)は、強力な酸化剤であり、潅漑システム内における微生物の攻撃、ラインの塞がり、栄養の蓄積を防ぎます。潅漑システムがクリーンな状態であることにより、より多くの酸素や栄養を、pHに影響を及ぼすことなく、植物に届けることができ、植物(特に根系)の発育、生長が改善されます。
吸収されない栄養(バイオフィルムの原因となる有機物、塩分の原因となるミネラル)が残っている場合、栽培システムにおいて蓄積されることがあります。これらの残留した栄養は、生育培地を酸性にし(pHを下げる)、病原菌に栄養を与えることにより、微生物の攻撃が起こる可能性が上がってしまいます。
SYSTEM-CLEANについての知識
SYSTEM-CLEAN(システム・クリーン)は、蓄積されたバイオフィルム/塩分を取り除き、栄養溶液内を高酸素レベルに保つことにより、潅漑システムを衛生的な状態に維持するのに役立ちます。
SYSTEM-CLEAN を使用していない場合:
栄養溶液内の溶存酸素量はごくわずか
バイオフィルム/塩分により潅漑ラインが塞がれる
SYSTEM-CLEAN を使用している場合:
栄養溶液内の溶存酸素量は9PPM2
潅漑ライン内の溶存酸素量は4~5PPM2
潅漑ラインは衛生的な状態に維持される
SYSTEM-CLEANが使用される理由
潅漑システム内における栄養素や酸素の漏出を防ぐ(潅漑システムの効率(性)、植物への同化(吸収)を高める)。
潅漑システム内におけるバイオフィルム/塩分の蓄積を取り除く(栄養の蓄積を防ぐ)。
余分な酸素を根圏に加える(溶存酸素レベルを上げる)。
病原菌の供給源を取り除く。
SYSTEM-CLEANの主成分
7.9%食品等級 安定した過酸化水素
使用方法
栄養タンクに、SYSTEM-CLEAN(システム・クリーン)を、できれば、水やりの直前に、水1リットル当たり0.25mlを加えてください。pH値を調節した後に、最後にSYSTEM-CLEAN(システム・クリーン)を栄養タンクに加えてください。SYSTEM-CLEAN(システム・クリーン)は、栄養溶液の中で最長3日間持続します。3日間を超えても持続するようであれば、栄養タンク内の水の総量に対してSYSTEM-CLEAN(システム・クリーン)を混ぜてください。そうすることにより、バイオフィルム/塩分や残留物の蓄積を最小限に抑えるのに役立ちます。
使い方のコツ
最後に、SYSTEM-CLEAN(システム・クリーン)を栄養タンクに加えてください。
サイクルの間に、システムフラッシュ用の水の中にSYSTEM-CLEAN(システム・クリーン)のみを使用することが可能です。
SYSTEM-CLEAN(システム・クリーン)を、1リットル当たり0.25mlの割合で希釈した場合は、微生物を死滅させることができません。